2014-01-01から1年間の記事一覧

みなさま

皆様 お元気でいらっしゃいますか お伺いを申し上げます 私は風邪をこじらせ過ぎましてひどい数週間を過ごすはめになりました パソコンを開ける気力もなくなるほどの脱力感でついついのブログ放置 申しわけなく存じます もう回復は致しておりますので皆様 お…

ブログに見る 食材

皆様 私はただ今 和食のお勉強をしております お勉強と申しましても実習を含む和食全般について広く浅くでしかございませんけれど 最近 私の関心は 山や里や そして海や川の食材に広がり 有機農業をされておられる方 .海で漁業をされる方 そして釣りがご趣味…

水ゆるむ早春

ご覧いただいておりますのは 春まだ浅い大阪ミナミの道頓堀川の水面 大阪らしく 水面は大さわぎでございますけれど ゆっくり流れる水は 早春の息吹にゆるんで見えます 街に咲くお花 夜の灯り 歩道の彩にも やわらかな春の気配がただようようになりました 皆…

タケノコ前線 と 染食

東大寺二月堂お水取りが終わりますと 関西にそそぐ陽は春への歩みを早め サクラ前線が北上してまいります そのサクラ前線より10日前後の遅れで タケノコ前線も北上し始めます 数日前 大阪キタの百貨店で福岡産のタケノコを見かけました 売り場のお野菜ソムリ…

先付 湯葉

上にごらんは 先付の小さな器 下はその器の中の やはり小さい湯葉豆腐です 一般に でございますけれど 寒い時 そしてそれに続く寒さ溶けの刻にご用意なさる先付の器は暖色 反して暑い時は涼感の器が選ばれていると思います 先付は皆様ご存じのように 懐石な…

カウンター割烹

皆様は割烹へお出かけなさるとき どこにお座りでございましょう 私は料理人さんたちの手元がよく見えるカウンタ―席が好きです 私1人の時は勿論カウンターでございますけれど2,3人4,5人まではカウンターです そのカウンターでございますけれど カウンター割…

寒の 先付

通常 割烹での最初のひと品は 旬の食材から選び それを 小さなひと品に仕立てて 先付とされるのでございますけれど 雪積もり 凍てつくようなここ数日 いただきました先付は ごらんのようにボリュームの暖かいタラの白子茶碗蒸しです タラの白子を美味しくい…

消えたまぼろしの 天王寺蕪

ご覧いただいておりますのは甘鯛蕪碗です お碗の中 手前はなにわの伝統蕪 消えたといわれるまぼろしの天王寺蕪で 肉質はやわらか 深みある甘みのお味濃い蕪です この天王寺蕪の歴史は古く 江戸時代初期から300年もの間 大阪の天王寺村の特産品として栽培され…

寒サバ

ごらんの小さなひと品は サバを使用いたしました懐石での酢の物 12月から2月位までのサバは 寒サバと呼ばれますけれど その寒サバを「浅〆炙り」としたものです サバの浅〆は存じておりますけれど カウンターの向こう側に 浅〆あぶり ってサバをどうなさるの…

寒の ヒラメ

ご覧いただいておりますのは 平目松前昆布巻き 向付でいただきましたひと品の一部です 冬本番 寒のヒラメは白身の王者と呼ばれるほどの風味があります 冬の天然ヒラメは今 産卵前で体にたっぷりの栄養をもち お造りで召上るときの 歯ごたえ食感や旨みは文字…

意地と誇りの 淀屋橋

去年12月1日から今月1月19日まで 御堂筋沿道を華やかな輝きで彩る 大阪光の饗宴 御堂筋イルミネーションの起点は淀屋橋 ご覧いただいておりますのは 淀川の支流土佐堀川に架かる淀屋橋船着き場 この橋からミナミの新橋交差点までの1.9劼御堂筋イルミネーショ…

七草の若菜摘み

古代から 日本ではその年の初めに雪の間から芽をふきだす草を摘む 「若菜摘み」と呼ばれる習慣がございました 諸説あるかもしれませんけれど その若菜摘みは 七草粥の原点として 今に言い伝え続けられています お正月に邪気を祓い 病気にならないよう希う 宮…

あけましておめでとうございます

皆様 あけましておめでとうございます アーモン ジャジードン サイードン 昨年中はありがとうございました 私は皆様へお伺いすることで なごみや癒しのやさしい刻をいただくことができました また 多くの方々のご訪問もいただきまして 感謝申し上げております 暖かさに…