七草の若菜摘み

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古代から 日本ではその年の初めに雪の間から芽をふきだす草を摘む
「若菜摘み」と呼ばれる習慣がございました
諸説あるかもしれませんけれど
その若菜摘みは 七草粥の原点として 今に言い伝え続けられています


お正月に邪気を祓い 病気にならないよう希う
宮中での儀式のひとつとして若菜は摘まれていたようです
その宮中行事は次第にひろく家庭にも広がります


それは 鎌倉時代に七草をいただく現在の形ができあがり
江戸時代には 七草粥は年初の行事として
その年の健康を希う お祝いごととして人々の間で定着していきます


そのお祝いの日が1月7日本日で 人は若菜がもつ自然の力をとりいれ
家族はお顔を合わせて七草を 神様からのおすそわけの七草粥としていただき
1年の幸と健康を希います







七草粥の作り方は好き好きで良いと思いますけれど
私はやわらかいお粥があまり好きではございませんので
学校の実習でお考えいただきました硬めで 緑鮮やかな七草粥の作り方がお気に入り
あっさりの七草粥です

まず 炊いたご飯をお水で洗いざるにあげておきます
七草のお野菜は洗い 茹でないですべてを細かく刻み置きます

土鍋にお出しを入れ 洗いましたご飯をいれましてほんの2.3分炊きお好きなお塩で整え
細かく刻み置きました七草を入れまして すぐ火をとめますと
きれいな緑の七草粥の出来上がりです

上でごらんいただいておりますのは 七草粥のための七つの若菜です
せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ
薬膳食になりますね





私のお仕事はじめは10日の金曜からです
改めまして2014年が皆様に幸多いお年でございますように
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます