玉締め

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お久しぶりでございますが
みなさま
お元気でいらっしゃいましょうか
お伺いを申し上げます

私のブログが放置状態にもかかわらず 今ものぞいてくださる方々に放置は申しわけなく
お越しに ただただおん礼を申しあげるばかりです

私の最後の投稿はヴァレンタインの記事
それ以来 確かに放置状態ではございますが
私は私自身のお仕事を増やし過ぎてしまいそれらを満たすに必死
体重は一時10キロくらい減りましたけれど今は半分を戻しておりまして元気一杯です






ご覧の一品は懐石の焚合 鰻とフォワグラの玉締め
玉締め(たまじめ)とは 卵の固まる性質利用で
ゆるやかにとろとろさせるお料理全般に使われる言葉です

もともと懐石とは茶席でお茶を頂く前の一汁三菜
ご飯 お吸い物(一汁) 采三品 香の物(お漬物)が基本
采三品とは生のお魚 煮物 焼き物で千利休が考え完成させた質素なお料理です
けれども年を経る毎にそれらの質素さは成熟さを伴いながら変化してきています

写真はございませんけれど 焼物 甘鯛のアスパラ包み焼きの甘鯛使用は意外です
私がいただく今までのアスパラ包み焼は殆んど薄い牛
これからは時にお刺身級をさくで求め 薄切りお魚で巻いてみたく考えております





みなさまはご存じでございましょうけれど昔の僧侶のお食事は1日1回
懐石の懐は(ふところ) 懐石の石は(石)
僧侶たちが ひもじさから逃れるために思いついた(ふところにいし)と思いますけれど
懐石とは旬の食材を心くばりで生かすお料理が基本でございますね





みなさま
本日のお越し ありがとう存じます
そしてここでお見せ出来ない いっぱいの感謝です