大阪産

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大阪市場に集まるお野菜は 諸外国を含む日本全国各地からですが
京都からの京野菜もかなり多くあります
その中にあって最近 大阪産と明記されたお野菜を見かけるようになりました

ご覧のお野菜は生でいただくもので
上から 小松菜 スイスチャード ほうれん草で 3つとも大阪産です



小松菜はお野菜の中で カルシューム量が1,2を争う多さで
カルシュームは ほうれん草の約4倍

ビタミンAやC またEも多くあり
アクの少ない小松菜を生でいただくことで
手を加えて 壊してしまうビタミンCが そのまま摂れることになります
また 小松菜100gは14kcalでしかありません





茎が赤いスイスチャード
今回はございませんが*茎が黄色のものもあります
ご覧の茎赤スイスチャードはお葉が小さく柔らかいもので **生食用です

このスイスチャード
日本には絶え間なく採れるので「不断草」と呼ばれるものがありますが
このスイスチャードは「西洋フダンソウ」と言えるかもしれません
大阪ではウマイナとも呼ばれる 生命力あふれる葉野菜で殆ど1年中育ちます

スイスチャードは暑さ寒さに強くアメリカを始め多くのお国で
彩りサラダに使われているようです

スイスチャードの栄養素ですが非常に豊富
体内の活性酸素を除去
ビタミン類や ミネラルが多く含まれますので お勧めの葉野菜です





上の写真一番下はほうれん草です
ほうれん草には「シュウ酸」というものが含まれておりまして そのシュウ酸について
お野菜ソムリエ友人たちが話題にされました
シュウ酸は 鉄と結合して鉄の吸収率を下げてしまうものですが
若し摂りすぎると シュウ酸は人に悪い働きをしてしまいます

お野菜ソムリエの友人達がシュウ酸について出した結論は
ほうれん草を1回***200g以上摂らなければ大丈夫 に落ち着きました
このシュウ酸はほうれん草のアクにあります
上にご覧のほうれん草は生食用で アクが出る前に摘んでしまう柔らか部分なので
アクはなく 従いましてシュウ酸は殆どないようです

大きく育ったほうれん草は 下茹ですることでシュウ酸を減らすことが出来ますが
完全に取り除くことは出来ないようなので 他の食材とバランスよくいただきたいですね

ほうれん草の栄養はみなさまよくご存じでおいででしょう
ほうれん草には 葉先から茎や根まで多くの栄養素があります
特に根にはマンガンという栄養素が豊富に含まれ
骨を丈夫にする効果があると言われています
そして ほうれん草100gは20kcalでしかありません

お野菜は考えて多く
摂りたいですね





*スイスチャードの茎色は
ご覧の赤の他 黄色 ピンク 白やオレンジ色などがあります

**スイスチャードは生食用だけでなく観賞用にも
使われています

***ほうれん草は1回200g以上摂らなければ
シュウ酸の問題はあまり気にしなくていいかもしれないについてですが
やはり気をつけていただきたいと私は思います
どのような食材も偏っての摂り過ぎは良くないと考えております

そしてご参考までになりますが 
ほうれん草1束は約270gです