オクラ

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オクラは okra gumbo などと呼ばれ *アフリカが原産地です
北アフリカのエジプトで 紀元前から多く栽培され
小さいオクラからは想像出来ない大きく美しい白や白黄色のお花を咲かせてきました

お花の直径は約6,7僂任垢 開花から3日位でオクラは4,5僂砲發覆蠅泙
成長が早いので10日目になりますと固くなり食材とはなりえません
良い収穫期は 開花から5,6日後のようですが
オクラの花は茎の下から上へ順に咲き上ります

その美しいオクラのお花は 江戸時代 生け花用として栽培されたといわれていますが
食材となりましたのは 50年にも満たない以前です



上にご覧は上が ミニオクラ
下が スーパーなどで売られている 普通のオクラです

1) ミニオクラ
長さ約2僂ら3僂 普通のオクラを早めに採ったもの
柔らかいので生食用として百貨店等では 売られていますが
割烹や料亭などで使われています
お値段は普通のオクラの約3倍から4倍位でしょうか

2) 普通のオクラ
スーパー等でみかける普通のオクラは **断面が五角形 長さは5,6僂ら7,8
栽培にあまり手がかからず 一番多く栽培されています

3) 丸オクラ
丸オクラは 島オクラとも呼ばれます
断面がかなり丸く普通のオクラよりいくらか大きく柔らかいのが特徴ですが
特に島オクラと限定で呼ばれるオクラは 長さが20僂砲發覆蠅泙
日本では八丈島あたりで採れます

4) 紅オクラ
紅オクラは赤オクラとも呼ばれます
濃い赤紫色のオクラで茹でると普通のミドリのオクラになってしますので
生食が基本です
紅オクラの花は かなり大きく***赤や 赤みがかかる美しいお花です

5) 白オクラ
オクラの色が殆ど白く その白に薄緑がうっすらかかったようなきれいなオクラです
普通のオクラよりもネバネバが強く サラダオクラとも呼ばれます
肉厚で柔らかく 普通のオクラと違い 大きくなっても固くはなりません

6) ダビデの星
イスラエル原産で 形は日本のミニオクラのように短く そして太いのですが
断面はきれいな星形で約10個位の切り込みがあり良い香りもします
ダビデの星は 柔らかく美味しいオクラで最近日本でも売られ始めているようです



ダビデの星で思い出しました
以前私はレバノンに住まわれる友人のお母さまからクッキングブックを
送ってもらいました

その中にオクラのことが書かれていました
オクラは温かいところに育ち 夏の間は豊富に出回りますが寒くなると
市場から姿を消してしまいます
レバノンではミニオクラが殆どのようですがクッキングブックには
冬もオクラをいただくためには として  次のように書かれていました

ミニオクラを洗い オクラを横に 手前から向こうに 並べます
そして手前最初のオクラの中心部に糸を通し 順に向こう側のオクラに通し続けます
それを家の中に吊るしておくのです
そうすれば冬の間もオクラ料理が出来ます

ネックレスのようにオクラに糸を通していくのですよ と締めくくられましたが
オクラのネックレス ?
私がオクラのネックレスで歩く姿を想像して
思わず笑ってしまった思い出です

クッキングブックに オクラを家庭内で吊るす絵や写真はありませんでしたが 多分
キッチンの高いところからの吊るしは 日本の渋柿吊るしのような感じかと想像しました






みなさまはよくご存じでございましょうから ここでは省きますが
ネバネバオクラには 豊富な栄養素があります
そして オクラの可食部100gは30kclでしかありません
優れたお野菜の1つです







*日本のある有名辞典に
オクラの原産地は東アジアと記述されていますが
オクラの原産地はあくまで アフリカです

**オクラの殆どは5角形ですが
変異で6角形や8角形もあります

***時に白っぽい花もあるようです