キンキンに冷やして

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大阪は先週 梅雨入りとなりました
お気に入りのレインブーツや傘でオシャレが出来る梅雨  今年は少し早いようです
雨にしっとりぬれる草や木々は嬉しいでしょうけれど
暫らくはうっとうしい 雨模様の日々となります

蒸し暑い梅雨時に美味しいのは キンキンに冷やされた のどごしの良いお料理です
ご覧の写真は 海老 帆立貝柱 ミニトマト むき一寸豆 ラディシュを使いました 先付
お料理教室で作りましたひと品で 車海老ゼリー酢がけです

お料理は暖かいものは暖かく 冷たいものは冷たくが 当然の原則ですけれど
梅雨時 特に先付けは原則より より冷えているほうがいいかもしれません

ただ キンキンと申しましても キンキンにまで冷やすお料理はあまり感心致しません
キンキン手前までに致しましょう

先ず ゼリー酢
おだしカップ1 淡口醤油大1と2/3 米酢大1と2/3 味醂大1と2/3 板ゼラチン3g
80度で板ゼラチンを入れます

海老は殻つきのまま 背わたをとり のし串を打って塩ゆがき2分
お水に落として冷やし 殻をむき お腹開きにしておきます

帆立貝柱は2枚にへぎ 表面の色がかわる程度の短時間の酒炒りをし さまします
ミニトマトは軸をとり湯むき 2枚にへぎますけれど
器に盛る直前 トマトに お塩 お砂糖 レモン汁をあてると甘みがでます

一寸豆は塩ゆがき 冷水にとり 水分をとり 薄皮をむきます
そしてラディッシュは薄くへぎ お水にさらします

器に盛り ゼリー酢をかけ 上にラディシュを天盛りにします
器も充分冷やしておきましょう




梅雨どきは腐りやすい時期です
食品にカビがはえたり 腐ったりは 夏より梅雨の時期のほうが多いとのお話です
原因は湿度のようで 加えて温度が高ければ高いほどバイ菌は発生します

バイ菌の種類で違うとは思いますけれど
湿度が80%で気温が25度から30度くらいの時 バイ菌は発生してしまうようです
梅雨はこの状態条件の日々です

お料理は室温で長く放置なさらず 調理後2時間以内を目安に頂きましょう
時間が経ちました時は 思い切りよく捨てるのがこの時期安全です

申しあげるまでもなく お魚やお肉のためのまな板 と お野菜のまな板はまな板の裏表等で
使い分ける気遣いが必要かもしれません

くり返しになりますけれど 冷蔵庫の過信は避けたいですね