大阪の夜景 OSAKA STATION CITY

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ご覧の写真2枚は 大阪駅サウスゲートビルディング27階に展示の
JR大阪駅再開発プロジェクトのジオラマです
JR大阪新駅ビルは2011年5月4日開業と 1月13日発表されました

ジオラマは以前1度投稿致しましたけれど それは工事途中のもの
本日ご覧いただきますのは大阪駅再開発完成のジオラマ OSAKA STATION CITY
1/300縮尺です

ご覧の写真 向かって左はSouth Gate Building
右は North Gate Building 低層棟と高層棟

大阪ステーションシティの名前は 大阪駅とその周辺が 新生の感動の街であること
そしてその街への玄関口であることを表すもの と大阪駅は発表されておられます

大阪駅は西日本最大のターミナルです
ここには私鉄 地下鉄など6つの駅があり 1日約250万人が乗降する交通の一大拠点
この辺りでの集客力は 大阪のみならず関西全体の経済の活性化へ
大きく貢献するのではないかと期待されています

サウスゲートビルディングの名前は アクティ大阪が改称されたものです
ここには大丸梅田店を始め 多くの専門店が既に入居されておられますけれど
今までの大丸梅田店に加え 東急ハンズユニクロ等が加わるようです
地上27階 高さ122mあまり

ノースゲートビルディング低層棟には約300年もの歴史を持つ三越が新規に入居され
JR大阪三越伊勢丹となります
低層棟は地上13階 高さ約78m

またノースゲートビルディング高層棟は オフイスタワーです
ジオラマでご覧の右側奥のブルーの部分で 地上28階 高さ約150m
こちらオフイスタワーには本町から移転の伊藤忠商事を始めとする企業群が入居されます

ジオラマでご覧の中央ななめは ホーム全体を覆う巨大ドーム屋根です
サウス ノースの2つのビルの間のドーム屋根は 長さ約180m 幅約100m
一部ガラス製で自然の陽の光りが 充分さしこむように設計されているようです

大阪駅再開発は 西梅田地区再開発の一環として
平成11年頃から このあたりの開発を産官学の連携で進めるお話が持ちあがり
平成15年頃 大阪駅北地区全体構想が発表されます
この大阪駅再開発に必要な総事業費は約2100億円  営業を続けながらの工事です

私は大阪駅が 初めて建設された当時の工事費に興味を持ち 知りたく思いました
JR西日本に資料は残されておらず 交通科学博物館 資料担当でお話を伺うことが出来ました

始めての 初代大阪駅建設費の記録は残念ですけれど残されておりません
けれども初代駅から25年後の 大阪駅2代目の総工事費は約16万円
この16万円の数字は非売品の本 国鉄建築のあゆみ に資料として残されています

この大阪駅2代目の総工事費16万円から推定致しますと
工事の規模が違う初代大阪駅建設費は16万円をはるかに下回ったのではないでしょうか
交通科学博物館 資料担当のお話です







大阪駅の開業は明治7年1874年です
大阪と神戸を結ぶ大阪駅の駅前には人力車がずらりとお客様待ち
駅構内には 腰掛け用椅子の有料一時レンタルも用意されていたようです

当時の大阪駅の正式名は 大阪停車場
人々は 梅田すてん所 と呼んだそうです

大阪と神戸を1日8往復 所要時間は片道70分 もちろん黒い煙もくもくの鉄道です
1日の乗客は約700名で 発車5分まえ 鐘が打ち鳴らされたそうです



毎30年から40年で駅の姿を変えてきました大阪駅の 2011年グランドオープンです
大阪駅周辺には書かれています

天地へ伸びる 未来へ伸びる 都市も伸びる OSAKA STATION CITY
駅と街を一つに 新しい創造と賑わいの大阪





5月開業へ向け
懸命仕上げ中です