大阪の夜景 デジタルサイネージ

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ご覧の写真は大阪なんばで最も人が集まる道頓堀橋あたりの 巨大ネオン看板群の一部です
上の看板のEXILEの部分には灯かりがございませんので暗く その部分撮り直しです 2枚目

皆様 皆様ご利用の地下鉄や電車の内ドアの上あたりで色々なお知らせが出ますでしょうか
この電車は○○行きです
まもなく○○です
こちら側(反対側)の扉が開きます
お忘れ物は市営交通局までお問い合わせください 年中無休
お天気のお知らせ
などなどです

これが今 皆様に一番身近で小さい電子看板 デジタルサイネージDigital Signage(DJ) です
大きな電子看板は心斎橋通りのいくつかの街角にあります 高島屋さんの前にもあります
電子看板は申せば広告用動画の表示で あらゆるところで少しづつ広がりを見せています

ご覧の写真は西日本で一番賑やかな場所でのネオン広告ですけれど
いまだにデジタルサイネージ化しておりません

ここでのデジタルサイネージ化は時間の問題とは思いますけれど
今は平面静止看板です

電子看板はこの平面壁面で液晶ディスプレイを使い コンピュータ等で制作の広告を表示
時間や季節などでの変更は 手もとコンピュータなどで差し変えることが出来ます
例えば朝はコーヒーとドーナツなどの広告を出し
お昼ごろはランチの広告
午後はショッピングなどへのご案内
夕方は居酒屋へのお誘いや諸夜間専門講座の広告など 時間別での画面差し替えが可能です

季節別の広告差し替えも簡単です
最近市内で この電子看板を使い新築マンションなどのご案内をされるようになりました
テンポ早いカラフル動画広告は楽しく かなりの人目をひいているように見えます

電子看板はディスプレイの大型化や映像配信システムの簡易化 加えて価格値下がりなどで
これからの広告です

かなり大きな効果が見込まれる日本の電子看板市場ですけれど 市場関係者達は
この市場2009年は約603億円 2015年には1264億円にまで拡大するとみています

アメリカでの今年2011年の電子看板市場予測は約6500億円
国や企業の業績に素直に深くかかわる広告は まだまだ広がり伸びる市場です

先日1月18日 中国の胡錦濤国家主席が訪米されました
訪米に際し 訪米前日17日からNYのタイムズスクエアデジタルサイネージ
中国の国家イメージアップのための映像を繰り返し放映  一定の効果をあげています
1日300回 2月14日まで計8400回のイメージカラー赤 の放映です



本年2011年6月に幕張で DSJ2011 Digital Signage Japan2011 が開かれます
参加組織を見ましても日本勢の電子看板への熱い取り組の姿勢が見えます

経済産業省 総務省 日本百貨店協会 日本ネオン協会 日本広告制作協会 店舗システム協会
日本産業広告協会 日本小売業協会 日本ショッピングセンター協会 ニューメディア開発協会
日本ディスプレイ業団体連合会 日本ディスプレイデザイン協会 他多数
人 もの 情報 技術のこれからの多様な展開の幕張です

大阪ナンバの静止ネオン広告を見ながら ここはどう変化していくかを思います
巨大壁面でいくつかの違った広告が 音声つき電子看板を出されるとは考えませんけれど

それでも一夜にして電子看板に差し替えられますと
私達が慣れ親しんだいくつかの 大阪そのものといわれる広告は見ることが出来なくなります

変りゆく大阪の広告です