大阪の夜景 本との出会い

イメージ 1

イメージ 2

ご覧の写真は去年の暮れ12月22日大阪キタにオープン致しました日本最大の書店
MARUZEN & ジュンク堂梅田店です
取り扱う書籍数は200万冊あまり うち洋書約7万冊 書籍数も広さも日本一です

ない本はないと言えるように そして電子書籍より楽しい本屋にしたい
とオープン前の内覧会で話されています

それでも本離れは進んでいます
ネットを通じた書籍販売 アマゾンは約800万冊を揃えているといわれ
加えて電子書籍の普及も進んでいます

出版年鑑2006では 2006年 日本の書籍推定売り上げは約2兆1500億円あまり
2007年からは連続マイナス成長が続き 2009年には2兆円を下回ります
出版の世界は厳しい状態です


MARUZEN大日本印刷株式会社の傘下にあり MARUZENの書店部門は去年の8月
分社化され丸善書店となります

現在はMARUZENジュンク堂両社の共同出店ですけれど
将来的には ジュンク堂との経営統合を目指されるようです

丸善明治2年1869年 丸屋商社として横浜で創業 輸入業を始めます
翌年書店開設

創業者は医師 3年後横浜で英学研究者養成の研究舍を開設
大阪には明治4年1871年大阪支店丸屋善蔵店 書籍 薬店を開きます
丸善の理念は  知に生き 人を信じる   知を鐙す(ともす)丸善



ジュンク堂は1963年大同書房として創業
1976年 株式会社ジュンク堂と改めます

大阪には1996年ジュンク堂難波店を開店
東京大阪とも本店と呼ばれています

ジュンク堂の創業者の父 工藤淳氏のお名前をカタカナ読みにすれば「ジュン-クドウ」
創業者がお父様から1963年独立して三宮に移転する時ジュンク堂 とします



大阪キタの茶屋町MARUZEN&ジュンク堂へはかなりの回り道をしてしまい
嫌気がさした私は1冊だけしか購入致しませんでした
電子書籍の真実
村瀬拓男著
マイコミ新書

著者は弁護士です
弁護士の目で電子書籍の未来についてお書きで
電子書籍による出版界全体の変化の見通しを述べておられます

著者は今までの日本での出版契約にもふれられ 電子出版物の権利や関連の法整備などの
問題についても言及されています

写真下にご覧はそのご本ですけれど
ご本をそのまま投稿するには そのご本の著作権にふれることがあります
以下は以前私が投稿致しました私のブログからの抜粋です



抜粋

弁護士先生のご意見です
弁護士には専門分野 得意分野があります

私がお願い申し上げました先生がお取り次ぎ下さいました
著作権ご専門の先生のご意見です

本をブログ上でUPすることについて そのUPすること自体が
即 著者の著作権を侵害するかと尋ねられれば
答えは 灰色です

灰色がかったお答えしか出来ません
質問が具体的でないからです

言えることは 本の表紙をそのまま投稿に使うということであれば
その点がかなり問題になります

例えばですが 本の内容によっては 表紙のデザインが斬新で
斬新であればUPすることにより それをデザインしたデザイナーの
著作権を侵害することになります

一方 原則的に本の表紙が文字だけの場合 著作権は発生しません
ただし 文字の書体が独創的で特殊 または 文字の背景に何かあれば
著作権は発生します

特に本のカバージャケットはデザイナーによるものが多く
それらを本のタイトルにしている場合は問題となります

本のカバージャケットを取り外すと 本自体には文字のみのことがよくあります
その文字のみの状態での投稿であれば 著作権は問題とはならないでしょう

後略



本日私が上に投稿の1冊は 本のジャケットや帯をすべて取り外しましたので
ご覧のように文字のみ 著作権に触れることはなく 本全景の投稿といたしました

著作権は年々厳しく適用される傾向です
知らなかった では済まされません
気を付けたいと思います