オリンパスブルーの今

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写真上は大阪道頓堀での オリンパスブルーの今現在
写真下は2011年秋 同じ場所でのオリンパスブルーです


2011年当時オリンパスはある問題の渦中にありました
写真下はその頃のオリンパスの写真です


オリンパスのネオン広告は大阪繁華街の特別一等地
道頓堀川に架かります道頓堀橋の北西詰め かなり大きいビル屋上利用のネオンで
最近までの長い間 オリンパスの下は東芝
川をへだてて向きあうのは グリコのランナーや雪印
広告にはこれ以上望めない場所です


オリンパスは大阪が水の都でございますこと意識されたのでしょう
下の写真にごらんのように広告の図柄はブルーの波
寄せては返す波の図柄は
2000年後まで違う組み合わせとなるようプログラムされたようです


ネオンの部分がシートで覆われていることに私気が付きましたのは昨秋
単なるメンテ等と思い気にしておりませんでしたけれど日を追いましてもシートは外れず
外れないそのあたりをオリンパス東京事務所 グランド宣伝部にお尋ねいたしました


ご返事です

私共オリンパスは昨秋以降大阪でのネオンの広告を取りやめております
大阪道頓堀での屋上広告は1994年にはじめましたけれど
近年 オリンパスを取り巻くビズネス環境は厳しく
残念ではありますが 道頓堀のみならず国内のネオン広告は減らすことになりました

大阪道頓堀の屋上広告とは別に新宿にも大きなネオン広告がありますがこちらも撤去です
大阪の道頓堀での屋上広告費は年間約1000万円
出来るところの経費は 出来うる限り減らしているところです





事業が悪い時広告費を減らす企業の業績回復は時間がかかると説かれる経済人もおられます
オリンパスが道頓堀での屋上広告費として支出される年間1000万円が
売り上げの何%にあたるのか またそれが多いのか少ないのか 更に
経費削減ですべてのネオン広告を取りやめることが今後のオリンパスに良いのか悪いのか
そのような難しいことは私には憶測すらできませんけれど
輝き続けたオリンパスブルーが大阪の夜空からなくなるのは残念です


オリンパスの名前は神々がお住まいになられる山の名前からで
創業は1919年もの昔
オリンパスは老舗中の老舗です





ハデハデハデで どぎつい感じ多い大阪ミナミの繁華街から
種々の賞を受賞された 爽やかなオリンパスブルーは
閉灯です