福喜鮨さんのランチ

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老舗のランチに参りました
私の食の写真はいつも散々でございまして必ずのように不味そうになります
今回は少しがんばりたいとの思いを持ちまして写真のお勉強です

皆様も多分同じでいらっしゃるのではないかと存じますけれど
老舗には 写真撮りが堂々とは出来ないような雰囲気がございます
お店側は何も申されませんけれどなぜか こっそり手早くのあわて撮りとなります

参りました処は 明治43年東京両国柳ばしにて創業の福喜鮨大阪

福喜鮨 すし考としてお書きの 「福喜鮨のあゆみ」 からのお話でございますけれど
創業者のご出身は福井 お名前は喜五郎さん
福と喜の文字をとり福喜鮨  大阪を代表するお鮨の1つです

明治43年創業前は屋台を曳かれたこともおありのご様子
大正5年に柳ばしから現在の大阪日本橋に移り本店とされます

現在は二代目
15歳で東京に小僧として出 頂きます給料は月3円

高松の宮様もお店にご来駕 おほめを頂いたそうでございますけれどお鮨はあくまで心
鮨屋が握るのは手でございますけれど 心で握る これが秘訣でございましょうと話されます
江戸前は美味しいですね





功罪の多い冷凍食品に嘆かれます

小鰭(こはだ) が冷凍物では鮨の醍醐味はありません
今は貴重なあの馨しい自然が懐かしいです
大企業の商業精神に問題があるのでしょう

冷凍でない生の鮪もそうです
本物の鮪の味は酸っぱいのですけれど最近のお客様はこの感覚が悲しいかなお分かりでない
冷凍物は 見た目は良いのですけれど日が経過すれば糠のようです
これではどうしようもないのです

鯛でも烏賊でも新鮮なものは堅い 堅いのです
海老はピチピチ跳ねているほうがいい




私達はランチです
お吸いものつきの十貫は多過ぎです
こちらでは残せませんので私はこっそり友人に助けてもらいました

ご覧いただきますのは皆様方のお教えを出来るだけ守りまして撮りました食の写真です
けれどもまだまだ守りきれておりません 反省多々です
これからも努力をつづけてまいります