大阪夜景  とうとう その時

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なんば新歌舞伎座興行は6月いっぱいでオシマイ  劇場は取り壊されてしまいます


私がこの写真を撮りました時 時間遅くご覧のように すでに灯かりは消えていました
灯かりのない劇場はさみしげ


ここは 桃山様式の唐破風造りの大劇場で 正面外観は波を打つような連続の庇が特徴です
東京の歌舞伎座と同じような様式のデザイン


定紋も東京と同じように鳳凰
ただ東京は1羽
大阪は2羽


平成11年に場内全面改装をなさいましたけれど やはりダメなのですね


劇場の老朽化 加えまして歌舞伎に必要な回り舞台装置がないのが致命的とか
お客様席は1638
ここは1958年にオープンされ 年間75万人以上の観客が訪れます


本当に最後なのでございますね
劇場の下には電光時計が 最後の日まであと57日 とお知らせします


なんばの新歌舞伎座見納め最終公演です


(一)
杉 良太郎プロデュース
新版 拝領妻始末

(二)
ありがとう 難波
ファイナル
オン・ステージ

最終を飾ります




竣工は1958年
内装も豪華だけにとても残念です




以前 1年以上前になりますけれど私この新歌舞伎座を簡単取材させていただきまして
投稿いたしましたことございます


下の写真がその時のものです


場所は御堂筋に面した一等地 高島屋さんの斜め前です
跡地をどうするかはまだ決まっていないとの事です
なんばのシンボルの1つが消えます